明日か明後日から本気だす!

そのうち本気を出すミニマリストが情報発信する個人ブログ

逃げちゃダメじゃない逃げちゃダメじゃない逃げちゃダメじゃないpart2

f:id:roki888:20190330093807p:image

 

お疲れ様です。ミニマリスト(仮)のrokiです。

 

前回のつづきを書かせていただきます。

 

www.minimalist-roki.com

 

 

20歳の冬〜23歳の春

実家に帰ってからは、まず車を購入しました。私の実家は非常に田舎な為、最寄駅まで車で30分。

会社の面接に行くのも、仕事をするにも必需品だったので貯金のほとんどを使い、初代日産キューブの中古を手に入れました。

 

仕事をしていない罪悪感から、自宅の居心地が悪かった為、ハローワークで仕事探しをしながら、車でフラフラしてばかりいました。

当時は漠然と「事務職がしたい」と考えており、その理由も安直で、仕事が楽そう・土日祝日休みという事で探していました。

 

学生時代は、上場企業に面接までは進めた事があった為、地元の中小企業なら簡単だろうと、非常に楽観的に考えていました。

 

しかし、スキルも就業経験もほとんど無い男にとって現実は厳しく、ハローワーク経由で何十社と応募しましたが、面接にすら進む事ができませんでした。

この時初めて、新卒カードの重要性を理解し、社会のレールから外れてしまったという絶望感を味わいました。

 

そして1ヶ月が過ぎた頃、やっと採用までこぎつけた会社は、従業員が十数人の零細企業でした。

工場の派遣社員としての採用でしたが、何年か勤めれば事務職にもなれるという言葉で転職を決めました。

 

仕事の中身は、三菱自動車の工場でエアコンの部品を作るライン工でしたが、結果としてこの会社を1週間で退職しました。

 

仕事内容は単純ですが、勤務中は立ちっぱなし。相談や雑談をする事もなく、もくもくと作業を続ける。

 

周りは名前も知らない人ばかり。皆がよそよそしく、同じコミュニティにたくさん人がいるのに、これほど孤独を感じた事はありませんでした。

 

2ヶ月以上無職だった人間に、人間関係も仕事内容も耐える事ができませんでした。

これで2度目の逃げの退職です。

 

 

またハローワークへ通う日々が続きましたが、長く勤められそうな求人に出会う事ができませんでした。

前回の失敗がトラウマになってしまい、理由を付けて応募を躊躇してしまっている自分もいました。

しかし、3ヶ月も仕事をしていない為、家族からのプレシャーも日に日に増し、生活費も心許ない事もあり、アルバイトをしながら転職活動をする事にしました。

 

選んだ仕事は、コンビニでした。学生時代のアルバイトも含め正社員としても働いていた業種でしたので、リハビリにはピッタリだと。

週5日、13時から17時までの短時間勤務でしたが、正社員と比べると責任も薄く、店舗スタッフも同年代が多く、久しぶりに働くという行為がとても楽しかったです。

アルバイト人員が多い店舗だった為、シフト時間や日数を増やす事ができない事と、これだけの勤務時間だと生活費を賄う事が難しかった為、TSUTAYA系列の店舗でもアルバイトを始めました。

 

当初は18時〜22時までの勤務でしたが、深夜の時間帯が人手不足だった事もあり、途中から閉店の25時までの勤務となりました。

仕事はコンビニのように単純作業が多く、すぐに慣れる事ができました。

しかも人間関係にも恵まれ、社員・アルバイトどちらも話しやすいスタッフが多く、ストレスフリーで楽しく仕事ができました。

 

特に楽しかったのが

 

・閉店後のレンタルDVD返却作業

本来は販促目的で使う、店舗全体にCDを流せるプレーヤーで好きなアーティストの曲を聴きながらノリノリで作業を行うと、とても気持ちが良かったです。

 

 

・仕事終了後にスタッフと遊ぶ

遊びにも2通りのパターンがあり、外出パターンと外出しないパターンです。

 

外出するパターンの場合、言い出しっぺの社員さんが車を出して、深夜のドライブへ出掛けます。場所は、一切決まっておらず、勢いとノリで飛び出していきます。

深夜のファミレスで、朝までくだらない話しをする場合もありました。

 

外出しないパターンの場合、基本的にはモンスターハンターをやります。

男性スタッフの間でモンスターハンター2Gが大流行しており、携帯ゲーム機を持ち寄り、皆で何十時間とプレイしました。

プレイ場所は閉店後の店舗が多かったです。社員が残業するという名目で、店舗の照明・空調をつけていたので、無駄な経費がかかっていたでしょうね。

 

 

そんな楽しい日々は、あっという間に過ぎていきました。

 

生温い環境だった為、余計に辛く厳しい正社員への転職に目を背けるようになってしまいました。

20代の貴重な時間と第二新卒という、わずかに残された正社員への可能性を消費しながら・・・

 

つづく